2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

防災福祉のきっかけ7

さて、姉のその後ですが、のこぎりで倒れた家を解体していき、数時間後、なんとか体が見えてきました。そして、かすかに声がしているということです。その間も震度5前後の余震が続いています。崩す場所を間違えるとかなり危険な状態が続いていました。 最後…

防災福祉のきっかけ

自宅に戻った頃、先に一階から何とか脱出した母が、近所の人に、助けをもとめていました。母も足はガラスが刺さり血まみれでしたが、その時は痛くなかったと後日談で言っています。姉は数時間埋まっていましたが、近所の協力で、屋根瓦をはいで、のこぎりで…

防災福祉のきっかけ4

消防署に向かった私が目にした光景は、消防署には、閑古鳥状態で消防隊員は誰もいません。『ご連絡先と状況を記入ください。順に向かいます』という消防署の一枚の用紙が、受付に置かれていました。私は住所と家屋全壊で人が埋まっていることを記入し、自宅…

防災福祉のきっかけ3

家屋全壊を体験したから考えたこと… 姉が埋まって救出を試みますが、屋根の下敷きになっていますので、人力ではどうすることもできない。私は、消防署まで寒い1月の中、裸足で救出要請に向かいした。しかし…その行動は全く意味がないということを後から知る…

防災福祉のきっかけ2

阪神大震災の話をさせていただいてますと、事前にしておけば良かったという反省がたくさんありました。 我が家の場合、家屋全壊で、姉がしばらく埋まっていたという体験があります。 体験談をまとめる中で、家ごと倒れたからといって、防災準備しても仕方な…

防災福祉のきっかけ

防災福祉についての経緯を数回にわけて、少し書き留めていきたいと思います。 私が防災福祉を意識したのは、震災後、あいちで働くようになってからです。1998年頃です。 当時、あいちで夜学生の私は、福祉現場にも在籍しておりました。震災から三年しか経過…

今朝の新聞

今朝の新聞に、来月に新型インフルエンザ流行と見出しがあった。 関西地区では春のインフルエンザ流行で、通いデイが中止。たくさんの利用者さんが行き場に困ったことがあった。先日行われた県の集団監査では、担当者が、『今から各事業所と連携をとり、対策…

形が少しできました。

ブログの骨格ができました。 9月より少しずつ記載していきます。

外出先より…

仕事柄、外出が多いので、携帯電話からの更新が多くなると思いますが、よろしくお願い申し上げます。初回ですので、『防災福祉』について記載させていただきます。 まず『防災福祉』の言葉の由来について… 私自身が1995年1月17日の阪神大震災にて、家屋全壊(…

防災福祉

9月1日は防災の日。 それまでには立ち上げをしたいと思っていました『防災福祉』。いよいよブログを開設できました。 頻繁に更新はできないかもしれませんが、福祉に関わるすべての専門職さんに向けて、防災を考えていただけるページになればと思います。…