ガラス破片

bousai1172010-01-10

先日も記載させていただきましたが、母は震災当日、倒壊した一階からはい出てきました。後から家屋を見ましたが、出てきた道がない位、崩れています。

出てきたものの、裸足の状態で、足はガラス片で、血まみれでした。神経が高ぶって数日は痛くなかったそうです。一家が落ちついて、ようやく痛み出したとのことでした。
しかし、当時の神戸での病院では、重傷者があふれかえり、軽い外傷は診察してはもらえず、どうすることもできませんでした。

その経験から、市民レベルでの『止血法』の知識習得と、『防災グッズ』の中に、飛散防止の靴を枕元に用意することの大切さを知りました。厚底のスリッパを置いてるだけでも、全然違うかっただろうなと今は思います。百均ショップで売っているものでもいいので、ベッドまわりにおいておきたい一品です。