光が必要

bousai1172010-01-09

再び我が家の防災グッズについて報告します。

震災体験より。
阪神大震災は、夜明け前の5時46分に起きました。
外はまだ真っ暗闇。地震の揺れと同時に家屋が崩れた我が家。二階にいた私の足の踏み場も傾いており、テレビなどが転げ落ちていきました。
真っ暗闇の中、手探りで起き上がり、下にいる家族に大声で床ごしに叫びました。
(我が家は奇跡的に全員無事でした。姉は頭蓋骨骨折、母は足先血まみれでしたが…。それでも、周りに失くなった方々がいる中で、私達家族はまだ恵まれているほうなのです。それ位、神戸は辛い思いを各々背負って今を生活しています。)
話しはそれましたが、暗闇の中、頼りは『光』でした。しかし、災害対策していなかった我が家に、当時、懐中電灯なんてありませんでした。
今はあります。そして、その『光』は固定させています。暗闇の中、転がり落ちる可能性があるからです。

神戸ルミナリエにも象徴されるように、『光』は神戸にとって、希望です。暗闇の中、電気が復旧した日のことは、今でも忘れません。