2年4か月…この時期

阪神大震災のことを振り返りますと…
1995年1月17日に発生してから、8月まで小学校体育館での生活。9月からは2学期が始まるため体育館は閉鎖。となりにあった児童館に引っ越ししました。11月に仮設住宅に引っ越ししましたが、埋め立て地の最南で、働きにいくのも片道2時間くらいでした。2年以上仮設住宅でお世話になりましたが、神戸の街が復興していっているのに、仮設だけはいつも同じ風景でした。3年目にして、復興住宅に移り住むことができ、ようやく人並みの「住まい」が確保されました。
もちろん復興住宅に住んでからも、コミュニティが崩れたための孤独死問題や今も続く住居立ち退き問題…。18年経過しても山積みです。


東日本大震災も2年が過ぎ、まだまだ仮設住宅で困難な生活をされている方も多いです。原発問題も阪神大震災時にも言われていたことなのに、当時、国や私たち国民自体も関心が薄く、解決しないままでいました。

今月行われる選挙では、災害の問題は徹底的に議論してほしいと感じるこの頃です。