震災の講義を行いました

今日は専門学校にて震災と認知症というテーマで講義をしてきました。
阪神大震災は明日1月17日の5時46分で17年。
地元では色々なつどいが行われます。
講義では、震災に関連する話しもさせていただきました。
震災遺児のレインボーハウスのこと、貸し付け復興住宅があと三年で退去に迫られていること、孤独死問題、様々な問題を抱えながらの17年です。風化するどころか、年数を重ねるごとに色々な問題が増えているようにも思います。

福祉分野の防災の話しもたっぷりさせていただきました。学生の皆さんが現場に入ったとき、私が現場でしてきた防災福祉を必ず実践してくれることでしょう。

阪神大震災の経験、新潟中越での避難所ボランティア、東日本大震災被災地入りで経験した災害時の認知症ケアの在り方。
今日は地域の福祉避難所の話しもしました。学生それぞれの地域の福祉避難所についても確認しました。そして遠隔地ボランティアをコーディネートするシステムも我が地域でもまだまだ構築できていません。課題はたくさんありますが、意識が広がることが大切と思い、話しをしてきました。
これからの日本と福祉の現場を背負う若者に色々託してきました。


明日は私も地元の消防署主催、一斉防災訓練に家族で参加してきます。そして、あのときいただいたあつあつの『とん汁』をいただいてきます。

明日5時46分、しっかり黙祷してきます。


阪神大震災17年。

あの日のことを忘れることなく、これからも日々を大切にしたいものです。