『トレアージ』

bousai1172010-08-19

大阪大学が研究する『電子トレアージ』。
トレアージはご存じの方も多いと思いますが、大事故などで多数の傷病者が発生した際に、その救命の優先順位を決める手段で、カードには黒、赤、黄、緑に分類されています。

一見、仕分けは残酷にも思えますが、阪神大震災では、この視点が弱かったため、救える命も救えなかった教訓もあります。

さて、大阪大学の『電子トリアージ』は、指に機器を挟み、バイタルサイン等を測定し、傷病者の状態を分類することができます。
毎年、小型化しており、実用性が高くなりました。
個人的にはかなり注目しています。
展示場の大阪大学学生さんにお聞きすると、まだまだ進化しそうな予感がしました。