2010-01-01から1年間の記事一覧

札幌グループホーム火災

札幌グループホーム火災では夜勤者が500mも離れた交番に向かい、助けを呼んだという報告があった。 近隣住民は、グループホームができたこと自体しらない人もいたという。『住民参加型の避難訓練』が議題に挙がっているが、これもグループホームには必要な防…

札幌グループホーム火災

スプリンクラー設置義務の条件で、グループホーム開設のしばりをしていたらどうだっただろう…。この10年、全国で一万ヶ所。一日三ヶ所ペースで増加したグループホーム…。 スプリンクラー設置義務があったら、こんなに増えなかっただろうか…。 同じだっただろ…

札幌グループホーム火災

民家改修型グループホームは財政難にて、スプリンクラーを設置できないというのが一般的です。実際施設長が『従業員の給与を支払い、施設費借金を返していたら、手元には何も残らない』と言われている…。一方、防災福祉の視点や市民レベルから考えると、開設…

札幌グループホーム火災

今のグループホームの現状として、スプリンクラーの設置は、施設規模の大きさにより設置義務なしとしています。 これは2006年の長崎グループホーム火災をうけて、改善された折衷案でした。 そんな中での今回4月の札幌グループホーム火災。 悲劇が繰り返され…

札幌のグループホーム火災

今年4月に札幌での火災が起きました。 悲劇は繰り返されるのでしょうか…。今回も『スプリンクラー』『地域住民連携』などが要因として挙がりました。 少し考えてみたいと思います。

阪神大震災、当日のこと

『阪神大震災の振り返り〜一歳で子どもを亡くした実話〜』阪神大震災では、家屋崩壊により、高齢者及び乳幼児も多く亡くなりました。私の知り合いでも、小さい子どもを亡くした経験をされてたりしますが、それはそれは辛い想いを抱え、生活されています。今…

高齢者施設たまゆらの火災13

現場では、私が行っていた『防災訓練レク』のように、難しく考えず、楽な視点でこまめにすることで、避難誘導は数段アップし、利用者自身の防災視点も強くなります。今年は防災福祉で学会発表をする予定ですので、まとめたものは『防災福祉』ブログに掲載し…

高齢者施設たまゆらの火災12

『転倒』について『リスクマネジメント(リスク(危険)管理)』の視点が介護業界に入ってきたように、介護施設の防災の視点にも『クライシスマネジメント(危機管理)』が、浸透していき、各現場で意見が飛び交うようになるといいなぁと…。そのために私も『防災福…

高齢者施設たまゆらの火災10

高桑容疑者自身は、逮捕されたとしても、福祉に携わろうと思った人ですから、きっと熱い想いはあったのです…それが日々の業務に追われ、歯車が噛み合わなくなり、日々の防災を怠り、災害となった…。 深く重い問題です…。

高齢者施設たまゆらの火災11

高齢者施設では、予防していても『転倒』が起きるように、『災害』も同じくどこでも起こりうる。そして高齢者施設においては、拡大するということも意識しないといけないことです。

高齢者施設たまゆらの火災9

以上のことから、福祉分野の防災は、高桑容疑者(他の施設管理者も同じく)ひとりで解決、背負いきれる問題ではなく、社会全体での福祉分野の防災視点が今以上に高くなる必要があるのだと思いました。

高齢者施設たまゆらの火災8

そして、無認可の場合、県の実地監査立ち入りが義務ではないということで、防災不備が発覚しにくい部分もあります。(監査で見られる内容も、防災訓練を年1〜2回、地域住民を巻き込んだ消火訓練、消火器等の定期点検書類等、簡単な内容、意識的にはまだまだ…

高齢者施設たまゆらの火災7

無認可施設の中には、介護保険制度上、利用できない方の受け入れている信念と社会的責任を持って取り組まれている小規模ホームもたくさんあります。高桑容疑者の年齢からしても、自身が高齢にも関わらずはじめたには理由があったのかなと思います。普通です…

高齢者施設たまゆらの火災6

高桑容疑者のコメントは、全部私の未熟ゆえの事件ですと容認しています。管理者としての責任という部分では、亡くなったご利用者さんのことを想うと、当然の部分ではありますし、他の事業所においても普段からの災害意識、『防災福祉』の強化をしていくべき…

高齢者施設たまゆらの火災5

今回の火災は居宅付近からの出火ですので、喫煙場所があったにも関わらず…なのかもしれません。

高齢者施設たまゆらの火災4

どちらの事件も『たばこ』というキーワードが挙がります。措置時代の福祉は『なにぃ!酒、タバコォ!福祉に世話なってるもんがそんな贅沢していいと思ってるんか〜』的な側面もあり、嗜好品についての捉え方や外出ひとつ企画してもなかなか難しい時代でした。…

高齢者施設たまゆらの火災3

振り返りますと、この施設は、無認可施設ということもあり、スプリンクラーの設置がされていなかったことや防火設備の不備も指摘されています。スプリンクラー問題は、四年前にも長崎の認知症グループホームで、スプリンクラー設置がなく、火災事件で入居者…

高齢者施設たまゆらの火災2

ニュースでは、高桑容疑者が全面に容疑を認めている映像が流れました。人権のテーマでも取り上げていた事件でしたので、人事ではないですし、小規模型はじめ施設管理者をしている多くの人に関わりのある事件です。 そして、『防災福祉』が世に浸透する難しさ…

高齢者施設たまゆらの火災1

2月のニュースで群馬県たまゆら火災のニュースが挙がりました。自身の会社ブログにも掲載しましたが、しばらく福祉施設での火災(防災)について考えてみたいと思います。 『入居者10人が犠牲になった群馬県渋川市の高齢者施設たまゆらの2009年3月の火災で、県…

乾燥野菜

防災食の最後に、研究開発中の『乾燥野菜、果物』です。 こちらは、2009防災展でいただいたサンプルですが、野菜、果物をそのまま圧縮乾燥して、缶詰にしているそうです。栄養分満点です。 こちらも数年もつ防災食です。 『防災食特集』 いかがでしたか?ど…

NHK追跡AtoZ

今日22時25分から、グループホーム火災事故の特番があります。 『防災福祉』の視点からもこの事故についてしっかり考えていきます。

カンパン

防災食といえば、『カンパン』。 さすがに高齢者向けではありませんが、ご家庭には是非ひとつ。先日の防災講義でも、試食会で、学生から意外と良い反応がありました。はじめて食べる学生もいました。一緒に氷砂糖が入っていますが、それにも新鮮さがあったよ…

五目ごはん

防災食はまだまだ続きます。 次は『五目ごはん』です。 福祉施設で働いていた頃、ご利用者さんとも試食会を何度かしました。 その時の人気アイテムが、この五目ごはんでした。高齢者施設でしたので、説明書きよりやや多めのお湯を入れて、軟らかめにしました…

お米

防災食の決定版! 『お米』 東海、東南海地震は広域に起こり、阪神大震災のように全国からの支援は難しいと言われています。 だからこそ、数日の食事の確保を!米も格段よくなりました。 お湯で15分、もし停電でお湯が無くても、水で作れます。 しかも味つき…

防災パン

試食会で人気だったパン。 パンというよりしっとりマフィンです。チョコチップ味。これも2014年までいけます。 防災食は昔のイメージは既にありません。 しかも、揃えるのにも安価になってきています!

ビスケット

防災食で、ビスケットです。これも学生に人気ありました。

ビスコ

生クリーム入りなのに、2014年まで持ちます。 ビスコ開封は今の学生との約束で、彼らの卒業式に開封します。防災食の試食は、『防災福祉』を広め、身近に感じてもらうためには、必要なことです。 自分のお小遣いから、コツコツと買いだめしたものですが…。 …

いそべ餅

先日、教員の仕事で、『防災福祉』の話しをしました。 最後に学生さんと防災食試食会をしました。 ほとんどの人が、『意外といける!』とのことでした。 特にビスケットと米は人気ありでした。実際に試食すると、防災福祉も身近に感じますね。これからもそん…

ドライカレー

ご飯系は今はかなり進化しましたので、置いておいて損はないですね。ご飯系は安くなってますし。日々の缶コーヒーを数回我慢して、是非防災食を!

『地域防災展』

インテックス大阪にて、6月10日11日と、『地域防災防犯展』があります。毎年研修に行きます。 特に今年は、認知症グループホームの火災で利用者が亡くなるという事件がありました。 地域防災展は毎年斬新な商品が出展されています。平日というのがネックで…