緊急地震速報、52000校配備へ

文部科学省は全国のすべての国公私立学校52000校に、緊急地震速報を受信するシステムを配備してゆく方針を固めたという記事がありました。子どもの安全を守り、避難所となった場合に余震に備えるためには全校配備が欠かせないと判断。

記事を読んでいた、素晴らしい決断だったと思うと共に、時間がかかったなぁという思いもでました。来年度予算で費用要求(導入には1校30万円)をするということで、まだまだ時間がかかりそうです。

東日本大震災の発生時にも、各学校ではテレビをつけていないため初期対応が遅れたという報告が多々あったと記事にあります。

このブログでも紹介しましたが、インターネットを介した緊急地震速報は、無料配信していますし、地震速報が発信されると自動で受信されるラジオも5000円代であるので、今回の文部省方針の整備が行われるまでにできることもあるように思います。

東日本大震災から半年も過ぎているのにと思ってしまいますが…仕方がないのかもしれませんが、防災はいつも後手後手です。
ソフトバンク携帯もようやく緊急地震速報対応機種が増えてきましたが、東日本大震災前までは1機種のみでしたし、地震前に他社のようにもう少し普及していたら、色々と違っていたこともあるのだろうなぁとも思います。

報道にもありましたが、今回の台風被害での避難勧告の発令時期も含め、やはり最終的には行政に頼らない自主防災と普段からの地道な防災訓練が大切なのかもしれません。